「生きているだけで怖い」元交際相手が極刑求める
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/464293/
宮城県石巻市で2月、元交際相手の自宅に押し入り2人を殺害し、1人に重傷を負わせたなどとして、殺人罪などに問われた同市の元解体工の少年(19)の裁判員裁判の第3回公判が17日、仙台地裁(鈴木信行裁判長)であり、元交際相手の少女(18)が証人尋問で「被告が生きているだけで怖いので、極刑を望む」と涙ながらに述べた。
少女は少年について「人間を人間と思っていない。そこにいるだけで腹が立つ。(殺害された)姉と友人を返してほしい」と声を震わせた。
また「ご飯が硬いなど、ささいな理由で被告から殴るけるの暴力を毎日受けていた。このまま一緒だと、周りの友達も殺されると思った」と、少年の暴力におびえながら暮らしていた様子を話した。
「出所したら行く」公判で脅し
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1415485&media_id=2
「両親を殺傷して現金などを奪ったとして強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職、小向智被告(45)の裁判員裁判で千葉地裁は22日、求刑通り無期懲役を言い渡した。公判で被告は裁判員を脅すかのような発言をするなどし、渡辺英敬裁判長は判決で「挑発的な態度や言動からは早期の更生は難しい」と指摘した。
判決によると小向被告は03年12月17日、千葉県成田市の自宅で、同居していた父(当時64歳)の胸などを出刃包丁で複数回刺して殺害。母の胸なども刺して重傷を負わせ、現金11万円や預金通帳が入ったリュックサックを奪った。
小向被告は初公判以来、裁判員や裁判官に向かって舌を出すなどし、17日の公判では裁判官から社会復帰後の生活について聞かれると「また強盗殺人でもやればよい。あなたの所に行きますか。裁判員の所に行きますか」と発言した。
女性裁判員は判決後の記者会見で「現実的にそういうことはないだろうと思ったが怖いと思った」と話し、男性裁判員は「半分虚勢を張っているのではないかなと思った」と述べた。【味澤由妃】」
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更生は難しいのに無期懲役だって。
この犯罪者はきっと20年イイ子のフリするだろう。出所したらお礼参りする気だ。
以下は娘を含む身内2人を殺害された父親の発言。
「殺された被害者の遺族なんか惨めなもんです。
森川とは事件の公判で2度顔を合わせました。
裁判官から私がどうしたいか質問されたので、『当然、死刑にして殺さないかんでしょ』と答えたのですが、あいつは私を爬虫類のような目でじっと睨んでいました。
正直言うて鳥肌が立つほどゾッとしました。
だけん、森川が死刑になった、とテレビニュースで聞いて、ホッとしたのです。
もちろん、娘を殺された恨みは今でも忘れられません。
でも、本当に自分自身の正直な気持ちを言えば、あいつが生きとる間はずっと恐ろしかったです。
森川は、公判でも私ら親戚を皆殺しにする、ち言うとりましたし、もしかしたら死刑判決が出ても何かの拍子で出所して私らを殺しに来るんじゃないか、とも思うたとです。
他人が聞くと、そんな馬鹿げた事があるか、ち思うでしょうが、我々の気持ちは理解できんでしょうね。
憎しみと恐怖、それがこの数年間、交互にやって来るとです。
最近は死刑廃止論が盛んに叫ばれとるようですが、私に言わせれば、事件に何も関わっとりもせんもんが無責任な話ばするな、て思います。
だいたい、人を一人殺したら、自分の命でつぐなうのが当たり前じゃないでしょうか。
それなのに、無期懲役でも10年経ったら刑務所から出て来て、簡単にまた人を殺す…そぎゃん馬鹿な法律があるでしょうか。
去年9月、森川の死刑執行が載っていた新聞を持って、すぐに娘の墓に報告に行きました。
これでようやく終わった、ていうのが私らの率直な感想です。」
(新潮文庫「殺人者はそこにいる」140pから引用)
この話に出て来る森川という男は、殺人で一度無期懲役になったのだが、
仮釈放され再び凶悪事件を起こし、今度は死刑になった。
再び逮捕された時、森川が取り調べの検事に対して話したこと…。
「私は無期懲役囚で仮釈放中の身ですから、今度捕まればいつ刑務所から出られるか、分かりません。それなら、いっそのこと恨んでいる連中を皆殺しにしてしまうおう、そう思いました。
だから、谷ミツ子や則子を殺したことについても、何も反省はしていないし、反省するぐらいならこんな事件は起こしません。
それより、二人を殺したぐらいではまだまだ足りない。それが正直な気持ちです」
また、森川がいずれ仮出獄できると考えた服役中に考えた事は、復讐の二文字のみだった。
「服役して考えたことは…、谷一族に対する恨みでした。
自由もなく一日が長くて辛く苦しい刑務所生活を送っておりますと、なぜ俺がこのような苦しい目にあわなきゃならんのか、と思うようになり…、妙子の母を殺したのも、三十郎や末則が一方的に私を悪者にして妙子に別れるよう仕向けたからだと考え、谷三十郎と谷末則に対する憎しみが益々募ったのです。」
逆恨み以外の何物でもなく反省のカケラもない。
さらにこうも言っている。
「ようし、出所したら、刑務所で辛かった分まで仕返ししてやる、といった考えになっていきました。」
この復讐心が再び凶悪な犯行へと駆り立てて行ったのである。
第一の事件から14年後、森川は仮出獄したが、更正するどころか以前にもまして凶悪になっていたのだ。
凶悪事件を起こすような人間の思考回路はやはり尋常ではない。
…無期懲役刑とは、終身刑という意味ではなく、一定の刑期を経て一般社会へ復帰を許されるということ。
刑法28条には、<懲役又は禁固に処せられた者に改悛の状があるときは…、無期刑については10年を経過した後、行政官庁の処分によって仮に出獄を許すことができる>
と記されている。
仮釈放とは、改悛の情 が認められた場合にこれを行う。
悔悟、更正の意欲、再犯の恐れがないこと、社会感情の是認、などが条件。
しかしそれらの条件が厳密に守られているとは、到底言い難い。
実際は性癖や再犯の危険性を見抜くことができないし、仮釈放は簡単に許され、出所後もそれほど拘束されない。
そして釈放後、より一層凶悪な犯罪を行うケースが後を絶たない。
無期懲役で仮釈放された内4割が再び犯行に走り、中には凶悪な事件を起こしている者もいる。
つまり、一度目の事件で犯人と何らかの形で関わった人達は、二次犯罪の恐怖にさらされることも多いのだ。
公判中に重要証拠のサンダルを発見して通報した女性に対して、こんな手紙を送りつけた被告もいた。
「サンダルありがとう。貴女もなかなかやってくれるね、忘れないよ!」
身内が殺された悲しみの上に、さらに逆恨みされ、次は自分が殺されるかもしれないと怯えながら暮す被害者遺族…。
無期懲役とは矯正を目的とした刑罰であり、仮釈放もその目的の一環である。
しかしそれによって、被害者遺族含む市民の安全を軽視しているように私には思えるのだ。
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ある死刑囚はこう言った。
「俺は二人の人間を殺したんだ。
これから死ぬまで刑務所に閉じ込められるのはごめんだ。
もし誰かが今自由の身にしてくれたら、どこかで銃を手に入れて、
お節介な弁護士の奴らを何人か撃ち殺してやる。
そしておまえにこう言ってやる、
『ほら、余計なことをするからこうなるんだ。
おまえもさぞかし誇らしいだろうよ』ってな」
自ら銃殺刑を求めた殺人犯の実弟が、血の絆、傷つけられた子ども時代、家族の秘密をたどりつつ、魂の再生を求めた鮮烈な問題作
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宮城県石巻市で2月、元交際相手の自宅に押し入り2人を殺害し、1人に重傷を負わせたなどとして、殺人罪などに問われた同市の元解体工の少年(19)の裁判員裁判の第3回公判が17日、仙台地裁(鈴木信行裁判長)であり、元交際相手の少女(18)が証人尋問で「被告が生きているだけで怖いので、極刑を望む」と涙ながらに述べた。
少女は少年について「人間を人間と思っていない。そこにいるだけで腹が立つ。(殺害された)姉と友人を返してほしい」と声を震わせた。
また「ご飯が硬いなど、ささいな理由で被告から殴るけるの暴力を毎日受けていた。このまま一緒だと、周りの友達も殺されると思った」と、少年の暴力におびえながら暮らしていた様子を話した。
「出所したら行く」公判で脅し
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「両親を殺傷して現金などを奪ったとして強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職、小向智被告(45)の裁判員裁判で千葉地裁は22日、求刑通り無期懲役を言い渡した。公判で被告は裁判員を脅すかのような発言をするなどし、渡辺英敬裁判長は判決で「挑発的な態度や言動からは早期の更生は難しい」と指摘した。
判決によると小向被告は03年12月17日、千葉県成田市の自宅で、同居していた父(当時64歳)の胸などを出刃包丁で複数回刺して殺害。母の胸なども刺して重傷を負わせ、現金11万円や預金通帳が入ったリュックサックを奪った。
小向被告は初公判以来、裁判員や裁判官に向かって舌を出すなどし、17日の公判では裁判官から社会復帰後の生活について聞かれると「また強盗殺人でもやればよい。あなたの所に行きますか。裁判員の所に行きますか」と発言した。
女性裁判員は判決後の記者会見で「現実的にそういうことはないだろうと思ったが怖いと思った」と話し、男性裁判員は「半分虚勢を張っているのではないかなと思った」と述べた。【味澤由妃】」
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更生は難しいのに無期懲役だって。
この犯罪者はきっと20年イイ子のフリするだろう。出所したらお礼参りする気だ。
以下は娘を含む身内2人を殺害された父親の発言。
「殺された被害者の遺族なんか惨めなもんです。
森川とは事件の公判で2度顔を合わせました。
裁判官から私がどうしたいか質問されたので、『当然、死刑にして殺さないかんでしょ』と答えたのですが、あいつは私を爬虫類のような目でじっと睨んでいました。
正直言うて鳥肌が立つほどゾッとしました。
だけん、森川が死刑になった、とテレビニュースで聞いて、ホッとしたのです。
もちろん、娘を殺された恨みは今でも忘れられません。
でも、本当に自分自身の正直な気持ちを言えば、あいつが生きとる間はずっと恐ろしかったです。
森川は、公判でも私ら親戚を皆殺しにする、ち言うとりましたし、もしかしたら死刑判決が出ても何かの拍子で出所して私らを殺しに来るんじゃないか、とも思うたとです。
他人が聞くと、そんな馬鹿げた事があるか、ち思うでしょうが、我々の気持ちは理解できんでしょうね。
憎しみと恐怖、それがこの数年間、交互にやって来るとです。
最近は死刑廃止論が盛んに叫ばれとるようですが、私に言わせれば、事件に何も関わっとりもせんもんが無責任な話ばするな、て思います。
だいたい、人を一人殺したら、自分の命でつぐなうのが当たり前じゃないでしょうか。
それなのに、無期懲役でも10年経ったら刑務所から出て来て、簡単にまた人を殺す…そぎゃん馬鹿な法律があるでしょうか。
去年9月、森川の死刑執行が載っていた新聞を持って、すぐに娘の墓に報告に行きました。
これでようやく終わった、ていうのが私らの率直な感想です。」
(新潮文庫「殺人者はそこにいる」140pから引用)
この話に出て来る森川という男は、殺人で一度無期懲役になったのだが、
仮釈放され再び凶悪事件を起こし、今度は死刑になった。
再び逮捕された時、森川が取り調べの検事に対して話したこと…。
「私は無期懲役囚で仮釈放中の身ですから、今度捕まればいつ刑務所から出られるか、分かりません。それなら、いっそのこと恨んでいる連中を皆殺しにしてしまうおう、そう思いました。
だから、谷ミツ子や則子を殺したことについても、何も反省はしていないし、反省するぐらいならこんな事件は起こしません。
それより、二人を殺したぐらいではまだまだ足りない。それが正直な気持ちです」
また、森川がいずれ仮出獄できると考えた服役中に考えた事は、復讐の二文字のみだった。
「服役して考えたことは…、谷一族に対する恨みでした。
自由もなく一日が長くて辛く苦しい刑務所生活を送っておりますと、なぜ俺がこのような苦しい目にあわなきゃならんのか、と思うようになり…、妙子の母を殺したのも、三十郎や末則が一方的に私を悪者にして妙子に別れるよう仕向けたからだと考え、谷三十郎と谷末則に対する憎しみが益々募ったのです。」
逆恨み以外の何物でもなく反省のカケラもない。
さらにこうも言っている。
「ようし、出所したら、刑務所で辛かった分まで仕返ししてやる、といった考えになっていきました。」
この復讐心が再び凶悪な犯行へと駆り立てて行ったのである。
第一の事件から14年後、森川は仮出獄したが、更正するどころか以前にもまして凶悪になっていたのだ。
凶悪事件を起こすような人間の思考回路はやはり尋常ではない。
…無期懲役刑とは、終身刑という意味ではなく、一定の刑期を経て一般社会へ復帰を許されるということ。
刑法28条には、<懲役又は禁固に処せられた者に改悛の状があるときは…、無期刑については10年を経過した後、行政官庁の処分によって仮に出獄を許すことができる>
と記されている。
仮釈放とは、改悛の情 が認められた場合にこれを行う。
悔悟、更正の意欲、再犯の恐れがないこと、社会感情の是認、などが条件。
しかしそれらの条件が厳密に守られているとは、到底言い難い。
実際は性癖や再犯の危険性を見抜くことができないし、仮釈放は簡単に許され、出所後もそれほど拘束されない。
そして釈放後、より一層凶悪な犯罪を行うケースが後を絶たない。
無期懲役で仮釈放された内4割が再び犯行に走り、中には凶悪な事件を起こしている者もいる。
つまり、一度目の事件で犯人と何らかの形で関わった人達は、二次犯罪の恐怖にさらされることも多いのだ。
公判中に重要証拠のサンダルを発見して通報した女性に対して、こんな手紙を送りつけた被告もいた。
「サンダルありがとう。貴女もなかなかやってくれるね、忘れないよ!」
身内が殺された悲しみの上に、さらに逆恨みされ、次は自分が殺されるかもしれないと怯えながら暮す被害者遺族…。
無期懲役とは矯正を目的とした刑罰であり、仮釈放もその目的の一環である。
しかしそれによって、被害者遺族含む市民の安全を軽視しているように私には思えるのだ。
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ある死刑囚はこう言った。
「俺は二人の人間を殺したんだ。
これから死ぬまで刑務所に閉じ込められるのはごめんだ。
もし誰かが今自由の身にしてくれたら、どこかで銃を手に入れて、
お節介な弁護士の奴らを何人か撃ち殺してやる。
そしておまえにこう言ってやる、
『ほら、余計なことをするからこうなるんだ。
おまえもさぞかし誇らしいだろうよ』ってな」
自ら銃殺刑を求めた殺人犯の実弟が、血の絆、傷つけられた子ども時代、家族の秘密をたどりつつ、魂の再生を求めた鮮烈な問題作
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